心房細動の診断には心電図検査が不可欠です。自覚症状があったり、自分で脈を調べておかしいなと思ったら、早めに受診して心電図検査を受けてください。
自覚症状
「どきどきする」、「胸が苦しい」、「階段や坂を上るのがきつい」、「息が切れやすい」、「疲れやすい」などの症状が多く、手首や頸部(首)の脈を測ると普段よりも速かったり、また速い・遅いを不規則に繰り返したりします。
全く症状がなく長い間にわたって気付かないこともあります。
(日本不整脈心電学会ホームページより)
自分の脈を調べましょう
心房細動があっても半数の方は自覚症状がありません。自覚症状のない心房細動をみつけるには、定期的に自分の脈を調べたり、心電図検査を受ける必要があります。
- 片側の手首を外側に回して少し手の平を返します。
- 手首を少し上げて、しわを確認しましょう。
- しわの位置に薬指の先がくるように、人差し指、中指、薬指の3本を当てます。そして、親指のつけ根の骨の内側で、脈がよく触れるところを見つけましょう。
この時、指先を少し立てると脈が分かりやすいでしょう。 - 15秒ぐらい脈拍を触れて、間隔が規則的かどうか、確かめてください。
- 不規則かなと思ったら、さらに1分から2分程度続けて下さい。不規則だったら、心房細動かもしれません。お医者さんに相談して、心電図検査を受けて下さい。
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